ブラックワーク刺繍は、文字通り、黒の糸を使った刺しゅうです。
このブラックワーク刺繍、手持ちのシンプルな服を、失敗なく・実用的にアップデートできるので、初心者の方にもおすすめです。
どんな服が向いている?失敗しない服選びと道具のポイント
服は、どんなものでも良いのですが、たとえば、スケスケの薄い生地(オーガンジーみたいなもの)は、縫うのも大変なので、避けた方が無難です。
むしろ、どちらかと言えば、洗濯機でガンガン洗えるタイプの服の方がいいと、思います。
どんな刺しゅうもそうですが、生地に何度も針を通すわけですから、生地が繊細過ぎると、破れやすくなります。
通常、ブラックワーク刺繍は布目がはっきり見える平織りの刺繍布を使うのですが、刺繍布で作った既製服なんて、多分、ない!(笑)と思うので、普通の手持ちの服で大丈夫です。
刺しゅうを目立たせたいので、柄物よりは無地がおススメ。
そして、既製服にブラックワーク刺しゅうをするときの道具ですが、私の経験上
- 糸はコットンアブローダーの25番(通常の刺繍糸25番ではありません)
- マス目になった14カウントの刺しゅうシート(ぬるま湯で溶けるタイプのもの)
この二つは、ぜひ、準備されるのが良いかと思います。
ちなみに、クロスステッチを普通の布に刺す場合には、抜きキャンバスを使うのですが、ブラックワーク刺繍の場合は、この抜きキャンバスは使えません。
使えないことはないんですが、試しにやってみたら、最後に糸を抜くのが、むちゃくちゃ大変で、刺しゅうも崩れます。


センスアップと実用性。おすすめの「刺し場所」
ワンポイント刺繍でも存在感を際立たせるのが、
- 袖口
- 襟
- ポケットのフチ
- 胸元
などですね。
私はブラックワーク刺繍が好きなので、白地の服に黒い糸!ばかり使うのですが、
服の色と同系色の糸を使うのも、良いと思います。
あるいは、黒地の服に、赤!というのも、かっこいいかな~?
長く着るための刺し方とお手入れのコツ
最初、既製服にブラックワーク刺繍を施した時には、
- 刺すのもおそるおそる
- 洗濯するのもおそるおそる
でしたが、最近、そこまで神経質にならなくても大丈夫だということがわかってきました。
最初、刺しゅう専用の布ではないし、先の尖ったフランス刺しゅう針を使った方がいいのかな?
と思っていましたが、試しに布に先が丸いクロスステッチ用の針を刺してみたら、全然、OKでした。
ブラックワークのリバーシブルの場合には、同じ所に針を刺すので、むしろ、先が丸いものを使うべきです。(布次第の可能性はありますが)
さらに、洗濯する時にも、ネットに入れて洗濯機に放り込めば全然、OKです。
なぜなら、実際に、洗って、干す時に、感じるんですよ。
ブラックワーク刺繍のリバーシブルって、すっごく頼もしいというか、しっかりしてるんです。
しかも、ワンポイント刺繍であればなおさら、糸がひっかかる確率はものすごく低いです。
ちなみに、ブラックワーク刺繍の糸が切れた!なんてことにならないよう、極力、糸は割らないように刺すのが大切なのですが、
普通の刺繍糸ではなく、わざわざコットンアブローダーを使うのも、ここに関係しています。
普通の刺繍糸よりも、コットンアブローダーの方が「より」が強いんですね。
ただ、図案によっては、コットンアブローダーの糸の太さで、柄がつぶれてしまう可能性がありますので、
あくまで、図案はシンプルなものがおススメです。
私があえて、14カウントのマス目で、なおかつ太めのコットンアブローダー25番を使っているのは、せっかく自分で刺したワンポイントを際立たせたいからです。
逆に言うと、飽き性でも、ワンポイント刺繍なら「達成感」も得られ、三日坊主でも続けられます。(爆)


一つだけ気を付けたいこと
ただし、一つだけ気を付けたいことがあります。
それは、刺しゅうシートの溶かし方です。
言うまでもありませんが、ゴシゴシ洗ってしまっては、刺しゅうが傷んでしまいます。
私なりに、いろいろやってみましたが、
- 40℃程度のお湯で流す。
- 時々、タオルを刺繍に押し当てて、溶けたシートを吸い取るようにする。
これを繰り返すのが、一番、良いように思います。
最終的には、ネットに入れて洗濯機で洗えば、綺麗スッキリ、シートは消えます。
まとめ
既製服にブラックワークのリバーシブル刺しゅうを施すと、裏が綺麗なばかりでなく、それが、刺しゅうの「強さ」にもなっていて、ちょっと感動します。
今回、使わせていただいたのは、GUさんの白いTシャツです。
もうすぐ夏も終わりますが、ジャケットの下に着るのもいいかな?なんて思っております。
また、ブラックワークに関しての他の記事はこちらを参考にしてくださいね。
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