加賀の伝統工芸である指ぬきは、
カラフルでコロンとしてかわいいのが特徴です。
そのため、ついつい、アクセサリーにならないか?
と考えてしまうのですが、
実際に、この指ぬきをネックレスチェーンにぶら下げてみると、
やり方が下手なのか、
なんか、ダサくなってしまって、
オシャレに洋服に合わせられません。
そこで、初心に戻って
「指ぬきなんだから、指ぬきとして使おう!」
と実際に使ってみました。
指ぬきの使い方
指ぬきを使っての裁縫は、慣れるまで、変な感じですが、
慣れてしまえば、力が要らないので、楽ちんです。
step
1中指に指ぬきをはめます
中指の第一関節と第二関節の間に指ぬきをはめます。
step
2針を持ちます
針のお尻部分を指ぬきにあて、親指と人差し指で針をつまむように持ちます。
step
3チクチク縫います
針を押すようにして、チクチク縫います。
加賀指ぬきの実力
私たち日本人は、小学生の時、裁縫道具を買ってもらうことが多いですよね?
その裁縫道具セットの中に入っている指ぬき!
と言えば、
茶色とか黒色の革製のものでした。
それから思えば、加賀指ぬきは、やっぱり綺麗。
何しろ、大人になれば、裁縫もだんだん億劫になってくるもの。
そんな時、開けた裁縫道具の中に、綺麗な指ぬきがあるって、
なんとなく、気持ちが上がります。
やっぱり、アクセサリーだった
加賀指ぬきのアクセサリーって難しい。
ずっと、そんな風に思っていたのですが、
本来の用途である指ぬきとして使ってみて、
加賀指ぬきは、裁縫道具のアクセサリーなんだな。
ということに気づきました。
多分、裁縫って、
家族があれば、完璧にゼロにはできないものです。
だったら、少しでも気持ちの上がるものを入れておこうと思います。