古い着物と浴衣地を、いただきました。
着物のリメイクは、今までやったことのないので、初心者です。
そこで、かなりの数の着物のリメイクの本を見てみたのですが、
- すんげぇ、とんがっているタイプの服
- かなり年配の方向けの服
が多く、あまり、作る気にはなりませんでした。
着物をリメイクするより、生地として見る
多くの着物リメイクの本が目指しているのは、着物そのものを完全に!リメイクすること!です。
つまり、着物の生地すべて使って、完全に今時の服に変換する。
そこが、メインテーマになってるんですね。
でも、初心者には、そのテーマは重すぎるし、何より、自分好みじゃないものを作りたくもありません。
そこで、着物を完全に!リメイクするというテーマにこだわることなく、着物地を単なる生地として楽しんでみましょう。
大体、どこのお宅でも、おばあちゃんとかの古い着物は、それなりにあるはず。
でも、そうした着物地をすべて、余すことなく使おう!とすると、つらくなるだけです。
もったいないより、今の好みを優先
私自身、着物は着ませんが、着物を見るのは好きです。
そして、着物地は、着物として着るのが、一番、オシャレだとも思っています。
だから、それを、リメイクしようとすれば、それなりのセンスと技術とアイディアが必要になってきます。
でも、初心者にそんなものは、一つもありません。
そこで、着物地を無駄にしたくない!ではなく、着物地をどう?好きになるか?
そんな発想が、良いのではないか?と。
なぜなら、好きなものは、とても大切にするはずだから。
今、着たい服にリメイクする
そうして、作ってみたのがこちらです。
ついでに、今、作っているのがこちらです。
どちらも、着物地をデザインとして利用しています。
実は、上の写真のシャツは、プロや家庭科の先生には絶対に怒られることをやっています。
初心者なので、デザインだけを見て、生地の方向まで気が回りませんでした。
また、着物地のことも、よくわかっていなかったので、完成して洗濯してみたら、縫い目がボロボロになって破れてしまいました。
でも、そういうのも、経験のうち。
初心者に失敗はつきもの。とりあえず、自己流で直して、楽しんで着ています。
まとめ
一応ですが、お裁縫を始めるにあたっては、下記の本を購入しました。
なんせ、服を作った記憶は、中高生の頃の家庭科だけです。
一応、「基本のき」から始めようと、購入した本ですが、
「お裁縫に決まりなんてありません。自由でいいんです」
というようなことが書いてありました。
着物のリメイクも同じだと思います。
プロはプロゆえに縛られる部分があるものです。
初心者だからこそ、自由な発想で、着物をリメイクしていってもいいんじゃないでしょうか?