いろいろハンドメイド

かぎ針編みの初心者は小物が正解?

2022年7月18日

今まで、編み物はやらん!と宣言していましたが、

先日、本屋さんのハンドメイドのコーナーで立ち読みしていたら、

「いやん。かわいい!作りたい!」

という気持ちになりまして、娘と共に、かぎ針編みをやることにしました。

 

娘はかぎ針編みの初心者!

私自身は、かぎ針編みも棒針編みも、どちらもやったことがあるので、

大体のことはわかるのですが、娘は、編み物だけは、超!初心者です。

そのため、なかなか自分一人では「本を買って、作ってみるぞ!」とは思えなかったようです。

ただ、今回は、私も作りたくなっちゃったので、娘と一緒に作りながら、

少しでも、かぎ針編み初心者のための解決法を見つけられればな・・・と思います。

 

初心者には、その説明がわからない

まず、初心者が、本を買ってかぎ針編みを行う時には、

頼れる人がいるか?どうか?で買う本を決めた方が良いと思います。

もし、近くに誰も頼る人がいない場合には、やはり、初心者用!と書いてある本をおススメします。

 

私も娘と一緒にやって、わかったのですが、

ある程度の経験がある場合には、どんな本を買おうとも、おおよそのことはわかります。

だって、どのかぎ針編みの本にも編み方図や編み図はちゃんと掲載されていますから。

でもね。

初心者には、編み方図や編み図だけ載せていても、ダメなんですね。

実際、本に掲載してある「作り方の説明」を読んだ娘は、こう言いました。

「何語なん?コレ?」(笑)と。

 

初心者は、パニクっているだけ

でも、心配はいりません。

初心者は、すべてにおいて何も知らない→→→故にパニクっているだけです。

実際、かぎ針編みは、少し慣れたら、割とスイスイやれてしまう手芸です。

なのに、ハードルが高いな~と感じるのは何故か?

それは単に、

本に書いてある、用語がわからないから!です。

 

これ。英語と同じですよ。

英文を見て、いくつも知らない単語があれば、英文の意味はわかりませんよね?

かぎ針編みも同じです。

 

たとえば、

  1. 底を編む。糸端を輪にし、細編み6目編み入れる。
  2. 図を参照して、模様編みAで10段まで進む。
  3. 続けて側面を模様編みBで編む。

こういう説明文があった場合、

初心者には、

「糸を輪にし、細編み6目編み入れる。」

が、まったくイメージできません。

しかも、図を見ると、わけのわからん記号がいっぱい並んでいます。

✖とか●とか、Tに斜め棒が突き刺さったやつとか・・・

これでは、パニクるのは、当たり前です。

 

もちろん、落ち着いて探せば、どのかぎ針編みの本にも

  • 糸を輪にする方法
  • 細編みを編み入れる方法
  • ✖や●などの記号図と編み方

など、ちゃんと図解されています。

でも、この場所があっち飛び、こっち飛びしてる気がするんですよ。

しかも、初心者はすでにパニクってますから、落ち着いて探せないですし。

 

そういう意味では、

本だけに頼るのではなく、初心者向けのかぎ針編み動画なんかも参考にすると良いですね。

 

初心者が間違えやすいポイントは?

さて、娘の話に戻ります。

最初「何語なん?コレ?」と言った娘も、

本の中の、あっちのページ、こっちのページを見せながら説明しているうち、

ようやく、説明されている内容が理解できるようになりました。

 

というわけで、いよいよ、かぎ針編みに挑戦です。

最初は、輪っかを作り、細編みを編み入れるところから。

かぎ針編み初心者

ところが、どうもうまくいきません。

結局、3回ほどやり直したのですが、

何故?うまくいかないのか?何気に見ていて気づきました。

かぎ針の動きが、なんか違和感があるんです。

 

そう。

ここって、初心者が一番!間違えやすいところなんですよね。

昔、私が初めてかぎ針編みをやった時、母に同じように指摘されたことを思い出しました。

 

かぎ針は、必ず糸の下をくぐらせてから、糸を取る。

ここを、絶対に間違えちゃいけません。

だから、かぎ針の先は、ちょうど8の字を描くみたいに動きます。

 

慣れてしまえば、手が勝手に覚えてくれますが、

最初のうちは、「針は下から、下から」と言いつつ、編んでいくのが良いと思います。

 

そうして、1時間ぐらい経ったでしょうか?

初心者だった娘でも、ここまで作ることができました。

 

かぎ針編みはすぐに慣れる

 

途中、本を見てもわからない部分などは、教えたり(?)しましたが、

かぎ針編みは、基本さえ身に付けば、上達が早い手芸です。

それに、多少、間違えても、なんとかなりますし。(笑)

 

小物がおすすめ!

今回、私たちが作っているのは、

バッグでもなく、小さな巾着ポーチです。

 

私達の場合には、とっても飽き性なので、小物を選んだのですが、

初心者さんにも、小物はおススメです。

なぜなら、小物は

  • 時間がかからない
  • 材料が少なくて済む
  • アラがわかりにくい

という3つの利点があるからです。

 

ちなみに、

「初心者の場合は簡単なものを作ろう!」

と言われることが多いですが、

たまには、そういう枠をはずして、

  • 自分が作りたいか?どうか?
  • それが、欲しいか?どうか?

ここにフォーカスしてもいいと思います。

 

万が一、できなかったとしても、

それはそれ。

良い経験になるはずです。

 

まとめ

今回は、かぎ針編みの初心者である娘を見ていて、

あぁ、初心者ってこんな風なんだな・・・

ということに気づかされたので、記事を書いてみました。

何かの役に立てばうれしく思います。

 

でも、正直なところ、

この真夏に、しかも、やらない!と決めていた編み物を始めるなんて、

人間って、つくづくわからないものですね~。

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