刺し子

刺し子の図案の写し方

2021年9月19日

前回、刺し子の図案を布おむつに写した時は、

2cm×2cmで、ポツポツとドットを書いて、それを線で結んでいく

という方法をとりました。

おかげで、途中で図案が、わからなくなったので、

今回は刺し子の基礎にある図案をコピーして布に写すという方法にしました。

前回の図案写し
刺し子糸
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で、結論から言うと、今回のやり方の方が、スムーズにいきます。

 

 

実物大の図案を4枚コピーする

本に載っている図案は、本の大きさにも限界があるので、

図案全体が載っているわけではありません。

今回、私が購入した刺し子の本は、4分の1だけが、原寸大で掲載されています。

 

そこで、図案を4枚コピーして、中心を合わせながら(ちゃんと印がつけてある)貼り合わせました。

刺し子の図案の写し方

 

布の間に図案をはさむ

コピーして貼り付けた図案の周りを綺麗に切ったら、

布の間に図案をはさみます。

 

布の間に図案をはさむ

 

マスキングテープで、図案と布ごと止めます。

私が使っているのは、布おむつなので、布がかなり柔らかです。

さらしならば、もう少しピチッとするので、やりやすいと思います。

 

布にチャコペンなどで書き写す

布と図案を動かないようにしたら、

チャコペンなどで、布に図案を写していきます。

図案を写すのに、フリクションペンを使う方もいらっしゃるようですが、

私は、チャコペンを使っています。(水洗いで綺麗に落ちるのが、気分的に合っているので)

 

チャコペンで写す

 

はてな

フリクションペンは、アイロンをかけるなど熱を加えるとインクが消えたようには見えますが、実際には、インクが無くなったわけではありません。

マイナス10度ぐらいから、インクが出始めるということなので、寒い地域にお住まいの方は注意したほうが良いかもしれません。

まぁ、家の中がマイナス10度になることはないかもしれませんが。(笑)

一方、チャコペンは、水に濡らせば消えるんですが、熱を加えると消えなくなリます。

なので、アイロンをかけるのはもちろん、日の当たる場所など温度が上がる場所に置くのは止めた方が良いと思います。

どちらを使うか?は、お好みですね。

 

図案を写したら、ふきんを仕立てる

私が作りたいのは、ふきんなので、まず、ふきんとして仕立てます。

ふきんの仕立て方は、このやり方でやってます。

 

ふきんの仕立て方

 

布を中表にして、一辺をチクチク縫うだけです。

両端は、耳になっているので縫う必要はありませんし、

写真では写ってませんが、下は輪っかになっているので、こちらも縫う必要はありません。

 

そして、一辺を縫ったら、縫い端を1cmぐらいに切りそろえます。

 

あとは、ひたすらチクチク縫う

あとは、この布をひっくり返して、外回りから縫っていきます。

これで、ふきんがしっかりと出来上がりますので、

あとは、模様の部分をチクチク縫うだけです。

 

ふきんは周りから縫う

 

まとめ

あれほど、図案を写すのは、面倒で大変だから、キットや図案コピー済の布を買う!

なんて言っていたのに、急に、図案を写す気になったのには、理由があります。

 

それは、先日から作っていた二つのふきん。(キットと図案コピー済)

途中でイヤになって、投げ出してしまっているからです。

飽きたというのとは違うんです。

頑張って作っていても、実用的じゃないぞ!」という声が頭の中で響くんです。(爆)

 

実用的じゃない?ふきん

 

どちらも、何かのカバーにするなら大丈夫なのでしょうが、

私は、じゃぶじゃぶ洗って使うふきんが欲しいんです。

(左は吸水しにくそうだし、右は裏の糸が引っかかりそう)

だから、しばらくは、家にある布おむつに図案を写して、チクチクすることにします。

 

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