刺し子

刺し子の糸の選び方は?

2021年8月31日

刺し子の初心者なので、迷うことはいろいろあります。

その中でも、やっぱり、結構、大きな問題だ・・・と思ったのが、

刺し子の糸の選び方についてです。

その話は、以前もしたのですが、

実際にいくつか縫っているうちに、それとは違う新しい気づきがありましたので、共有しておきます。

以前の記事
刺し子初心者の疑問
刺し子の初心者が疑問に思うことは?

さて。 先日から、ボチボチ、刺し子をやっております。 とりあえず、キットから始めたので、気楽なもんです。 ひたすら無心になって、チクチクするだけ・・・だったはずなのに、 初心者ゆえの疑問が、次々と出て ...

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刺し子の糸の太と細について

ここしばらく、

オリムパスさんの刺し子キットを2種類買って、チクチクやってましたが、

どうも納得できない部分とかが出てきたので、

結局、刺し子の本を購入いたしました。

 

 

そしたら、驚愕の事実が!(笑)

オリムパスさんの刺し子糸に「細」はあるけど、「太」という概念はないみたいです。

まぁ、「細」じゃない方=「太」だという予測はつけられるんですが、

商品名にも、糸の帯にも「太」という記載がなかったため、初心者は悩みました。

 

で、いろいろ調べた結果、

多分・・・ですが、基本の刺し子糸は、「太」なんだろうと思います。

ただ、もっと繊細な模様を刺したい方のために、「細」が作られたんではなかろうか?・・・と。

 

なので、

  • 何も表記がない場合には、刺し子糸は「太」で、6本~8本撚り
  • 一方「細」の刺し子糸は、必ず「細」という表記があり、3本~4本撚り

と考えれば良さそうです。

 

刺し子糸

藤久さんの刺し子糸には、「太」の表記がありました。なお、「かせ」になっている刺し子糸は巻き取って使った方が、長さ調節ができる分、無駄がない気がします。

 

刺し子の糸、太を使うか?細を使うか?

私は、オリムパスさんのキットを2種類買った当初、

刺し子の糸の「太」を使うか?「細」を使うか?は、図案の大きさによるんだろうな。

と単純に考えていました。

 

でも。

実際に刺しているうちに、それだけでは、うまくいかないなぁ・・・

と実感しています。

 

一番の問題は、糸の始末です。

刺し子の糸の始末については、いろんな方法があるようですが、

できれば、玉結びはしたくないです。

そこで、重ね縫いや、かぶせ縫い、すくい縫いなどを行うわけですが、

糸が細いと、始末した後に、糸が抜けてしまって、よくありません。

 

もちろん、

  • 刺し子糸の「太」を使うと、模様がぷっくりし、
  • 刺し子糸の「細」を使うと、繊細になる

というデザイン面も重視したいですが、

ふきんとして、日常使いをしたいなら、糸が抜けてくる状態は本末転倒です。

 

もちろん。

これは、布の種類や厚さ、布目の粗さにもよることなので、

そうしたことを、一応、全部、考えてから、刺し子の糸の「太」と「細」は選んだ方が良いと思います。

 

刺し子の図案

せっかく本を買ったので、余っていた布おむつに刺し子の図案を写しました。途中でわからなくなって、間違えてる部分もあります(笑) さすがおむつ用だけあって、オリムパスさんのふきん用の布よりも柔らかです。なので、刺し子糸は「太」を選びました。(上記の写真の刺し子糸がそうです)

 

まとめ

刺し子の糸の選び方って、簡単なようで、結構、微妙なもんだな~と、

実際にやってみて改めて思います。

 

とは言え、うまくいかないなぁ・・・と思っても、

そこは、布ですから、何とでもなるわけで。

刺し子糸の「細」で刺しているふきんも、

最初は、取説通りにやってましたけど、抜けてくるもんは仕方ありません。

今は、できるだけ、糸が抜けないような糸始末を、自分なりに適当にやっちゃってます。

 

「守・破・離」なんていいますけど、

別に最初から型破りでもいいじゃんね?←さすがO型

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