もみじを使って染める予定でしたが、
もみじの量が全然足りなかったので、
今!咲いている椿の花びら染めをやってみることに。
椿の花びら染めで用意するもの
草木染よりも、さらに簡単なのが、この花びら染めです。
用意するものは、
- お酢 500ml(安い醸造酢でいいです)
- 水 3リットル
- 椿の花びら 50g(両手のひらに、こんもり乗るぐらい)
- 布 15g
- バケツ
- ゴム手袋
- お茶パック
と、ほとんどご家庭にあるものでOKです。
椿の花びら探し
椿は場所によって、花の咲く時期が結構、違います。
日当たりの良い場所だと、もう、花は終わっておりますが、
日陰で少し寒い場所だと、今が満開だったりします。
なので、適当に散歩しながら、椿の花びら探しをしてみましょう。
もちろん、色は「赤系」です。
ちなみに、花びらは、下に落ちているやつでOKです。
私は、公園に落ちていた椿の花びらを集めてきました。
ただ、量が少し足りなかったので、
実家にある椿の花びらも少し足しました。
この時、時間差があっても大丈夫です。
花びらは冷凍庫に入れて保存しておけば良いから。
椿の花びら染めのやり方
というわけで、準備が整いましたので、いよいよ染めていきます。
やり方は簡単です。
- 椿の花びらをお茶パックに詰める(お茶パックは、2重にしました)
- お酢をバケツに入れ、その中にお茶パックに入れた椿をもむ
- 色が出たら、お茶パックごと椿を捨て、バケツに3リットルの水を入れる
- 水で濡らして、よく絞った布を、バケツに入れ、1時間待つ
- 色が出なくなるまで、布を洗って、日陰で干す
これ。
めっちゃラクです。
煮出す必要がないので、気楽なもんです。
綺麗なピンクに染まりました
今まで私が行った草木染って、全部、ミョウバン媒染だったので、
基本、全部、黄色なんですよね。
もちろん、媒染剤によって、色は変わりますが、
鉄とか胴とかだと、その媒染液を作るのも、処理するのも面倒で、
ちょっとためらってました。
でも。
今回のように、酢で色を抽出するやり方だと、
火も使わず、
媒染液も使わず、
なんて、ラクチンなんでしょうか?
しかも、染まった布は、綺麗なピンクです。
うわ~。
初めてのピンクだよ。
うきうき、ワクワクしちゃいます。
だって、春だしね~。
まとめ
花びら染めは、ぜひ、やってみたかったのですが、
冬の間は、じっと我慢するしかありませんでした。
今年は特に、冬が長く、花も少なかったですから。
でも。
椿の花びら染め。
思ってた以上に簡単で、ビックリしています。
もし、草木染に興味があるのなら、ぜひ、やってみるといいと思います。
酢のニオイがちょっと強烈だけど、あとは、超!簡単ですから。