※この記事にはプロモーションが含まれています。
隣町にある刺繍ワッペン専門店に行きたいと思いながら、なかなか、行く機会がないので、
自分で手縫いの刺繍ワッペンを作ることにしました。
- 素材は何を使うのか?とか、
- 裏の処理や縁取りはどうするのか?とか、
- ステッチはどうするのか?とか、
実際に作っていく上での疑問点や、気づいた点についてお話しします。
目次
刺繍ワッペンの素材は何が良い?
刺繍ワッペンの素材、つまり布地は一般的に、
- クロス生地
- ツイル生地
- フェルト
の3つが主流のようです。
クロス生地は、いろいろ種類があるようですが、基本、厚めの生地という認識でよさそうです。
ツイル生地、フェルトも同じです。
刺繍ワッペンの作り方(重ね方)
刺繍ワッペンの作り方(重ね方)について、いろいろな記事を見てみましたが、
一番、私的にしっくりきたのが、下記の重ね方です。
- 一番上の生地(表面):刺繍をする
- 二番目の生地(真ん中):接着芯
- 一番下の生地(裏面):フェルト
ちなみに、真ん中の接着芯は、表の生地によって
- 接着しないで、一緒に刺繍する
- 刺繍した後に、接着芯を貼る
という二つの方法があると思います。
また、裏面のフェルトはあっても、なくても大丈夫のようです。
これもまた、その時の状況次第でしょうか。
刺繍ワッペンを実際に作ってみた
さて、ここまで確認できたので、早速、刺繍ワッペンを作ってみました。
しばらく、刺繍はやっていないので、いろいろ足りないものがあったのですが、
思い立ったらすぐにやってみないと気が済まない性格なので、
「アルモンデ料理」ならぬ「アルモンデ刺繍ワッペン」としました。
生地を選ぶ
クロス生地、ツイル生地、フェルトの中で、コレ!という生地が我が家にはありませんでした。
そこで、使ったのが、
- 表の生地:シーチング(薄い)
- 中央:接着芯
- 裏の生地:アイロンフェルト
です。
シーチングが薄いので、破れそうな気がしましたが、接着芯とアイロンフェルトで、かなりしっかりとした感じになりました。

刺繍ワッペンの縁取り方法
刺繍ワッペンの縁取りの仕方は、ご存じの方も多いと思いますが、2通りあります。
- ボタンホールステッチでかがる
- 巻きかがりにする
ボタンホールステッチの方が、手間はかかりませんが、
ワッペン!という雰囲気を出すために、私自身は巻きかがりにしました。
ただ、巻きかがりの場合、せっかく裏面をアイロンフェルトにしても、巻きかがりの厚みがあるので、取れやすいかもしれません。
(ワッペンの大きさにもよりますが)

刺繍ワッペンのステッチ
手縫いの刺繍ワッペンを作るにあたって、一番、時間がかかったのが、ステッチ選びです。
いつもなら、刺繍の本とか買ってきて、良さげなデザインをそのまま真似るのですが、
今回は、どうしても刺繍ワッペンにしたい!デザインがあったため、ステッチがメインの刺繍の基礎の本を購入しました。
本屋まで行って、立ち読みしまくって、選びに選んだのがこちら。

この本を見ながら、自分なりにステッチを決めていきました。
ただ、葉っぱの部分のサテンステッチはすぐに決まったのに、花の部分は悩みました。
最初のイメージでは、フレンチノットがいいと思ったのですが、実際に刺してみると、どうも気に入らない。
そこで、他のステッチ等々もいろいろ試してはみたのですが、気に入らず、何度もほどきました。←いきなり本番にかかるO型。
でも、さすがに、このままでは、布(シーチングだし)が破れてしまうと思い、原因を探りました。
その結果、
- ステッチとしては、フレンチノットが良いのだけど
- 気に入らないのは、自分のスキルが未熟なせいだ!
ということがわかり、本に掲載してあるQRコードから、ステッチの刺し方を研究しました。
この本が特に良かった点は、ステッチの刺し方を動画で見ることができる点です。
YouTubeとかでも、ステッチの刺し方を見ることはできますが、
- 探すのが面倒
- 前置きが長いことがある
- 私自身、気が短い
ため、あまり使わないのです。
ただ、この本の場合、即座に見たいものが見れる!ので、何度も何度も繰り返し再生して見ました。
おかげで、「あ!ここにコツがある!」という部分に気づいて、実際にやってみると?
「おおっ!いい感じ」ってな具合になりました。
そこからは、練習です。
刺繍糸も1本、2本、3本で、いろいろ試しました。

エゾくたい=集合体にぞわっとする感じ?
こうして、ようやく、初めての手縫いの刺繍ワッペンが完成しました。
一応、裏面にアイロンフェルトを使っているので、アイロンで接着しておいてから、ふちをかがろうと思っています。
手縫いの刺繍ワッペンの作り方のまとめ
手縫いの刺繍ワッペンで、必要な材料は、布と刺繍糸程度ですし、ワッペン程度の大きさなら気楽に始められます。
ただ、手縫いの刺繍ワッペンを作りたい!と思った時、迷ったのが重ね方でしたので、いろいろ見て、私なりのベスト案を今回は書かせていただきました。
これ以外にも、違う方法はあるかと思いますが、
手縫いの刺繍ワッペンを作りたい!という、初心者さんやワッペン作り未経験の方の参考になれば、嬉しく思います。
ただ、布選びと、重ね方さえわかってしまえば、やっぱり、大切になるのはステッチのスキルだな~と実感します。
刺繍は、見よう見まねでやっていましたが、改めて、刺繍ステッチの基本の本を買って良かったな・・・と思っています。
【広告です】