刺し子の初心者なので、迷うことはいろいろあります。
その中でも、やっぱり、結構、大きな問題だ・・・と思ったのが、
刺し子の糸の選び方についてです。
その話は、以前もしたのですが、
実際にいくつか縫っているうちに、それとは違う新しい気づきがありましたので、共有しておきます。
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刺し子の初心者が疑問に思うことは?
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刺し子の糸の太と細について
ここしばらく、
オリムパスさんの刺し子キットを2種類買って、チクチクやってましたが、
どうも納得できない部分とかが出てきたので、
結局、刺し子の本を購入いたしました。
そしたら、驚愕の事実が!(笑)
オリムパスさんの刺し子糸に「細」はあるけど、「太」という概念はないみたいです。
まぁ、「細」じゃない方=「太」だという予測はつけられるんですが、
商品名にも、糸の帯にも「太」という記載がなかったため、初心者は悩みました。
で、いろいろ調べた結果、
多分・・・ですが、基本の刺し子糸は、「太」なんだろうと思います。
ただ、もっと繊細な模様を刺したい方のために、「細」が作られたんではなかろうか?・・・と。
なので、
- 何も表記がない場合には、刺し子糸は「太」で、6本~8本撚り
- 一方「細」の刺し子糸は、必ず「細」という表記があり、3本~4本撚り
と考えれば良さそうです。
刺し子の糸、太を使うか?細を使うか?
私は、オリムパスさんのキットを2種類買った当初、
刺し子の糸の「太」を使うか?「細」を使うか?は、図案の大きさによるんだろうな。
と単純に考えていました。
でも。
実際に刺しているうちに、それだけでは、うまくいかないなぁ・・・
と実感しています。
一番の問題は、糸の始末です。
刺し子の糸の始末については、いろんな方法があるようですが、
できれば、玉結びはしたくないです。
そこで、重ね縫いや、かぶせ縫い、すくい縫いなどを行うわけですが、
糸が細いと、始末した後に、糸が抜けてしまって、よくありません。
もちろん、
- 刺し子糸の「太」を使うと、模様がぷっくりし、
- 刺し子糸の「細」を使うと、繊細になる
というデザイン面も重視したいですが、
ふきんとして、日常使いをしたいなら、糸が抜けてくる状態は本末転倒です。
もちろん。
これは、布の種類や厚さ、布目の粗さにもよることなので、
そうしたことを、一応、全部、考えてから、刺し子の糸の「太」と「細」は選んだ方が良いと思います。
まとめ
刺し子の糸の選び方って、簡単なようで、結構、微妙なもんだな~と、
実際にやってみて改めて思います。
とは言え、うまくいかないなぁ・・・と思っても、
そこは、布ですから、何とでもなるわけで。
刺し子糸の「細」で刺しているふきんも、
最初は、取説通りにやってましたけど、抜けてくるもんは仕方ありません。
今は、できるだけ、糸が抜けないような糸始末を、自分なりに適当にやっちゃってます。
「守・破・離」なんていいますけど、
別に最初から型破りでもいいじゃんね?←さすがO型