ほったらかしにしていた柿渋が見つかりました。
多分、20年ぐらい前のものです。
住まいの塗料として使ったと記憶しています。
でも、さすがに、20年も経つと、ゲル化しておりました。
このまま捨てるのも忍びないので、何か染められないかな?
と実験してみました。
ゲル化した柿渋を戻すには?
ゲル化した柿渋をもとに戻すには、2倍の水で煮ればいいんだそうです。
そこで、早速やってみることにしました。
これをステンレスの鍋に入れ、倍量の水を足して、グツグツ煮てみました。
でも、あまり溶けません。
20年も経っているからなぁ・・・仕方ないですね。
でも、濾してみたら、こんな感じになりました。
布を染めてみる
本当は、シミのついたトレーナーを染めたかったんですが、
濾した柿渋の量があまりに少なかったので、ふきんを染めてみることにしました。
どちらも、2回柿渋につけてみた物です。
でも、なんか・・・
ふきんの方は、
さんざん掃除して、汚れちゃったんだよね・・・
みたいな感じになりました。(爆)
ハギレの方は、結構、いい色に染まってきてます。
もっと染める回数を増やすと、色が濃くなっていくはずです。
でも、今回は、これでOKにします。
そもそもゲル化した柿渋を煮出したものを使ったので、
色合いとの関係もよくわかりません。
今度は、ぜひ、新品の柿渋を使って染めてみたいなぁ。
まとめ
たまたま、見つけた固まった柿渋。
結構、楽しめました。
何といっても、柿渋染めは、普通の草木染めよりも工程が少なく、簡単に染まるのが、とってもいいです。
特に、私のようにトレーナみたいな大きなサイズのものを染めたい時には、うってつけなんじゃないでしょうか?
ただし、柿渋染めのデメリットとして、
- 普通の柿渋は匂いがすごい(こちらも住宅用で使った経験があります)
- 作業服を着てやらないと、ピッと飛んだら大変なことになる。
ってことがあるので、
そのへんを考慮して行うのが良さそうです。