いろいろハンドメイド

固まった柿渋で布を染めてみた

2022年1月26日

ほったらかしにしていた柿渋が見つかりました。

多分、20年ぐらい前のものです。

住まいの塗料として使ったと記憶しています。

 

でも、さすがに、20年も経つと、ゲル化しておりました。

このまま捨てるのも忍びないので、何か染められないかな?

と実験してみました。

 

 

ゲル化した柿渋を戻すには?

ゲル化した柿渋をもとに戻すには、2倍の水で煮ればいいんだそうです。

そこで、早速やってみることにしました。

ゲル化した柿渋

レバーのようにゲル化してます

 

これをステンレスの鍋に入れ、倍量の水を足して、グツグツ煮てみました。

でも、あまり溶けません。

20年も経っているからなぁ・・・仕方ないですね。

 

でも、濾してみたら、こんな感じになりました。

濾した柿渋

雰囲気は柿渋っぽい

 

布を染めてみる

本当は、シミのついたトレーナーを染めたかったんですが、

濾した柿渋の量があまりに少なかったので、ふきんを染めてみることにしました。

 

柿渋染めのふきんと布

 

どちらも、2回柿渋につけてみた物です。

 

でも、なんか・・・

ふきんの方は、

さんざん掃除して、汚れちゃったんだよね・・・

みたいな感じになりました。(爆)

ハギレの方は、結構、いい色に染まってきてます。

もっと染める回数を増やすと、色が濃くなっていくはずです。

でも、今回は、これでOKにします。

そもそもゲル化した柿渋を煮出したものを使ったので、

色合いとの関係もよくわかりません。

 

今度は、ぜひ、新品の柿渋を使って染めてみたいなぁ。

 

まとめ

たまたま、見つけた固まった柿渋。

結構、楽しめました。

何といっても、柿渋染めは、普通の草木染めよりも工程が少なく、簡単に染まるのが、とってもいいです。

特に、私のようにトレーナみたいな大きなサイズのものを染めたい時には、うってつけなんじゃないでしょうか?

ただし、柿渋染めのデメリットとして、

  • 普通の柿渋は匂いがすごい(こちらも住宅用で使った経験があります)
  • 作業服を着てやらないと、ピッと飛んだら大変なことになる。

ってことがあるので、

そのへんを考慮して行うのが良さそうです。

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