シュバルム刺繍

シュバルム刺繍の始め方

2020年2月11日

今回は、シュバルム刺繍を始めたいな~

そう思っている方に、一応の基本を書いておきたいと思います。

 

 

シュバルム刺繍の基本となる布は?

シュバルム刺繍で使う布は、リネンです。

純リネンでも、混合でもOKです。

 

ただし、刺繍用の布を使うのがおススメです。

これは、ハーダンガー刺繍と全く変わりません。

要するに、縦糸と横糸の交わり部分がちゃんと正方形であること。

これが、重要です。

 

それから、布目の大きさですが、

シュバルム刺繍の場合、

  • 最低の布目が、15~16目/㎝
  • 通常、16~20目/㎝

だそうです。

 

ハーダンガー刺繍の時と同様、1インチ当たりの数字で表すと、

1㎝あたり16目の布=40カウントの布

ということになります。

コモ竜
え?と驚愕しました・・・

 

シュバルム刺繍の基本の糸は?

シュバルム刺繍では、アブローダーと言う甘撚りの糸を使います。

基本の太さは、

  • 20番:コーラルステッチのような結び目のあるステッチに使います。
  • ※布目が粗い時には、16番を使います。
  • 25番:チェーンステッチやアウトラインに使います。
  • 30番:デザインステッチに使います。
  • ※さらに細かく35番や40番を使う場合もあります。
コモ竜
絶望感に襲われました・・・

 

シュバルム刺繍の初心者は?

とは言え、初心者に、この基本を守るのはかなり酷というもの。

そこで、初心者の場合は、

布目は、1㎝あたり10目~14目

糸は、

  • 16番:コーラルステッチ
  • 20番:チェーンステッチ
  • 25番:デザインステッチ

で始めれば良いそうです。

 

シュバルム刺繍の注意点

ということで、いよいよ始めたシュバルム刺繍。

初心者でおっちょこちょいの私は、布の選び方で失敗しました。

 

本当は、1㎝あたり13目(1インチあたり32目)の布を買うべきところを、

1㎝あたり11目(1インチあたり28目)の布を買ってしまいました。

 

たかが2目ですが、布目が粗いと中のデザインに影響します。

 

シュバルム刺繍の注意点

矢印のステッチは本来2列の予定でしたが、1列しか作れず。

 

シュバルム刺繍は、周りを囲って、その中にデザインステッチを刺していくので、

布目が粗いと、刺したいデザインステッチの数が減ってしまうんですね。

こんなことも、実際に失敗してみないとわからないもんです。

 

まとめ

シュバルム刺繍を始めたいな~

そう思うのって、

おそらく、素敵な作品を見たから!

って理由が多いと思うんです。

 

でも、その素敵さは、技術ももちろんですが、

やっぱり、基本(布目の細かさ、糸の細さ)にあるんですね。

 

ただ、私自身は、たとえ目が粗くて、多少、デザインが違っても、

それはそれ!

というスタンスで、楽しみたいと思います。

 

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