ハーダンガー刺繍

ハーダンガー刺繍・ドイリーって何?使い方知ってる?

2019年12月30日

ハーダンガー刺繍で必ず出てくる「ドイリー」。

本やらネットを見るにつけ、

「ドイリー」=「コースター」のこと?

と勝手に思っていました。

 

確かに、コースターもドイリーの仲間ではあるのですが、

「ドイリー」=「コースター」ではないようです。

 

 

そもそも、ドイリーって何?

調べてみたところ、

ドイリーとは、「小さな透かし模様の敷物」のことだそうで、

布製でも紙製でも、ひっくるめてドイリーと呼ぶようです。

ですから、

  • コースター
  • 花瓶敷き
  • お皿やケーキの下に敷く物

などなど、どれもドイリーです。

 

ドイリーって何のために使うの?

ハーダンガー刺繍の写真や本を見た限りでは、

ドイリーの役目は単に、

「お洒落な飾りであり、見た目のプラスアルファだ。」

と私は勝手に思い込んでいました。

でも、ドイリーの本来の役割は、

  • 机やテーブルなどの保護←そっちか~!
  • お花を束ねるもの
  • ディナーで利用するもの

のようです。

この中でも、へぇ・・・と思ったのが、

ディナーでの利用方法です。

 

さらに詳しく

ディナーでは、デザート皿の上にドイリー、その上にフィンガーボウルが置かれます。

フィンガーボウルで指を洗ったら、そのフィンガーボウルをドイリーごと左上に動かして、デザートを待ちます。

要するに、テーブルなどの家具だけでなく、デザート皿の保護の役目もあるんですね。

ちなみに、この時のドイリーは、安価な紙製ではなく、リネンじゃないとあかん!のだそうです。

 

日本では、家庭ではどう使う?

ドイリーの本来の使い方を知ったせいでしょうか。

ついつい、

  • 日本では?
  • 家庭では?

ドイリーを、どう使おう?

そんなふうに、考えるようになりました。

 

一番、使いやすいのは、コースターや花瓶敷きですが、

私の感覚としては、

テーブルや家具よりも、ドイリーの方が大事に思えます。

時間も手間もかけて作ったドイリーだから!

ということもありますが、

それよりもむしろ、

家具にそれだけの価値を見出していない。

ということが、大きいように思います。

 

でも。せっかくのドイリーですから、

変にケチらず、

  • 価値のある食器
  • 価値のある家具

を守るために、今後は使ってみようかと思っています。

 

まとめ

ドイリーの意味がよくわからない。

そこから、調べ始めたら、

「え~!そうだったんだ~!」

というドイリーの使い方に行きつきました。

 

そもそも、私がハンドメイドをやるのは、

結局のところ、

自分が欲しいものを作るためです。

 

でも、本の図案通りに作っていると、

なかなか、作っても使えない~。

というパターンに陥ることも多いもの。

 

一番良いのは、自分で欲しいものを決め、

その大きさに合わせて、図案を作っていくことだけど、

そこまで、クリエイティブでもないし。

 

ずっと、そんなジレンマに陥っていましたが、

今回、ドイリーについて調べたおかげで、

ずいぶん、気持ちが変わりました。

 

よし。

しばらく、ストップしていたハーダンガー刺繍。

再開して、ドイリーとして使うぞ~!

再開したハーダンガー刺繍

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