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これだ!と思った!アップリケ刺繍の本と作り方

アップリケ刺しゅうの本と作り方

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先日から、和風月名をクロスステッチで刺繍していますが、「神無月」の「無」という文字を刺し直してから、ぱったり、手が止まってしまいました。

いつもの「飽き性」とは違い、今回は明確な理由があります。
それは、

  • 刺し直しまでしたのに、完成形がイメージできない
  • やっぱり、クロスステッチ用の布に限界を感じる

のです。

そんな時、たまたま寄った手芸屋さんの「トーカイ」で、アップリケ刺しゅうの本を見つけました。

アップリケ刺しゅうとは?

ここでお話ししている「アップリケ刺しゅう」とは、文字通り、アップリケ+刺繍のことで、

  1. 布をカットして、土台の布に縫い付け=アップリケ
  2. 土台の布はもちろん、縫い付けた布などにも刺繍をほどこす

ものを言います。

以前、こちらでご紹介した「ワッペン」も、ある意味、アップリケ刺しゅうの仲間ですね。
※端処理の仕方は、異なったりしますが。

アップリケ刺しゅうのメリットは?

実は、アップリケ刺しゅうのメリットこそが、私が「これだ!」と思った理由です。
それは、
アップリケ(布)と刺しゅうを上手に組合わせれば、格段に自由度が上がる!とすごく実感できたからです。

何故?ここに、気づかなかったんだろう?と思うのですが、
多分、私の中で「アップリケ」=「お子様向け」というイメージが勝手に出来上がっていたんだと思います。

そのイメージを見事にくつがえしてくれたのが、樋口愉美子さんのアップリケ刺しゅうという本でした。

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あまりに作品がステキだったので、「アップリケ刺しゅう」やりた~い!と思っただけでなく、
この本のほかげで、

  1. めんどくさがりの私でも、刺しゅうを楽しめる可能性がある(特に大きな面積を刺繍だけで埋めるのは苦手です(笑)
  2. 途中でつまづいた和風月名も、上手に使える可能性がある(ただし、抜きキャンバスを利用)
  3. 作りたかった図案あきらめずにすむ可能性がある(私の根気と技術では、作るのは無理だとあきらめてた図案があるんです)

ことに気づき、悩みはすべて解消したのでした。

アップリケ刺しゅうで準備するもの

というわけで、早速、アップリケ刺しゅうの材料を揃えました。

アップリケ刺しゅうで準備するもの

  1. 本や図案など
  2. トレーシングペーパー
  3. 転写ペーパー
  4. 両面接着芯
  5. 土台布
  6. アップリケ用布
  7. 刺繍糸(刺しゅう枠、刺しゅう針)

アップリケ刺しゅうのための本や図案

樋口さんの本の中の作品と同じものを作りたい場合には、本に掲載してある材料を揃えますが、
他に作りたいものがある場合には、

  • 最終的に何を作りたいのか?
  • 図案はどうするのか?
  • 布はどうするのか?

などのプランを立てます。

トレーシングペーパー・転写ペーパーなど

アップリケ刺しゅうに関わらず、図案を写すのに、しょっちゅう使うのが、トレーシングペーパーです。

その図案を、布に移すのが転写ペーパーや、チャコペンシルなどです。
私は今回、試しに、100円ショップの転写ペーパーを使ってみようと思います。

両面接着芯

アップリケ用の布を土台布に接着するための両面接着芯です。

まず、アップリケ用の布の裏面に両面接着芯を貼ります。
この時、シールのように剥離紙がついているものは良いのですが、お店にはシール形式の両面接着芯がありませんでした。
なので、クッキングシートで代用します。

アップリケ用の布の裏面に接着芯を貼るのは、布を強くしたり、布のほつれ防止になります。
※アップリケ用の布は、フェルトに限らず、いろんな布が使えます。

次に、アップリケの布を土台の布に貼りつけます。
最終的には縫い付けるので、貼りつけなくても良さそうですが、縫い付ける際、接着しておくと、ズレたりすることがありません。

また、フェルトには糊付きのものもありますが、以前、ワッペンを作った時、この「糊」のせいで、すごく縫いにくかったので、今回は、敢えて普通の「洗えるフェルト」に「接着芯」を貼ることにしました。

土台になる布

土台になる布は、何を作りたいか?で決まります。

樋口さんの本では、リネンがおススメされていましたが、リネンは、なんてったってお高い!ので、実際にお店で生地を確かめながら購入されれば良いと思います。

我が家には、たまたま、以前、購入していた「ベージュのリネン」がありましたので、今回、それを使うことにします。

アップリケ用の布

アップリケ!で最初にイメージするのは、「フェルト」です。
でも、アップリケには、基本、どんな布でも使えます。

今回、私は、作りたい図案に合わせ「フェルト」を選びました。

「フェルト」は、ほつれないところがラクなので、初心者向けですし。

刺繍糸と刺繍枠、針

刺繍糸は、コスモさんの刺繍糸を選びました。
コスモさんの刺繍糸の方が、すべりが良い気がするからです。(あくまで、私の感覚です)

刺繍枠に関しては、和風月名をクロスステッチで刺していた時には、100円ショップで購入したものを使っていましたが、
枠の跡がくっきりついてしまうので、今回は、昔むかしに購入した木の刺繍枠を使います。

使う刺しゅう針は、普通のフランス刺しゅう針です。

アップリケ刺しゅうの作り方

準備ができたら、いよいよアップリケ刺しゅうを始めていきます。

流れは、

  1. 図案を写す
  2. アップリケをする
  3. 刺繍をする
  4. 仕上げる

になります。

樋口さんの本では、刺しゅうをしてからアップリケをするとなっていましたので、2番と3番の順序は、ご自身のやりやすい方でいいのかな?と思います。

ただし、転写ペーパーの注意書きにもあるように、図案を写した線が、アイロンをかけると消えなくなる恐れがありますので、そこらへんは注意した方が良さそうです。

これだ!と思った!アップリケ刺繍の本と作り方のまとめ

アップリケ刺しゅうの作り方は、樋口さんの本にも丁寧に説明されています。

一応、基本を知っておいた上で、最終的にはご自身が一番、やりやすいやり方で刺していくのが良いかもしれません。

アップリケ刺しゅうの練習中

なお、実際にアップリケ刺しゅうを練習する上で、気づいた点、困った点などは、今後も記事にしていきたいと思います。

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