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空き家となっている親の実家を、娘の洋裁用の作業場にしておりますが、せっかくの一軒家ですから、住めるようにしていきたいと思っています。
ハンドメイドが好きな方というのは、DIY好きな方も多いと思いますので、今回は、家の「顔」でもある古い昭和のアルミ玄関ドアのリメイク方法のメリット、デメリットについて書いておこうと思います。
古い昭和のアルミ玄関ドアのリメイク方法でDIYでできそうな方法は3つあります。
- アルミ玄関ドアにリメイクシートを貼る
- アルミ玄関ドアを塗装する
- アルミ玄関ドアに板を貼る
それぞれ、メリット・デメリットを見ていきます。
アルミ玄関ドアにリメイクシートを貼る
アルミ玄関ドアにリメイクシートを貼れば、自分の好きな柄にできる!
のですが、屋内側はまだしも、問題は、屋外側です。
一応、玄関ドアの上には、小さな庇(ひさし)がついていることが多いと思いますが、
それでも、吹き降りの雨の時などは、雨が当たる可能性があります。
また、雨だけでなく、強い日差しなども当たりますし、寒暖の差もアルミだけに激しくなります。
こういう状況下ですので、リメイクシートは100均のものではなく、屋外用で耐候性のあるものを選ぶ必要があります。
屋外用と表記のないものは、通常、屋内用の場合が多いため、それをアルミ玄関ドアに貼ってしまうと、
- 糊剥がれ
- シート破れ
といったことが、あっという間に起きやすくなり、かえってみすぼらしくなってしまうからです。
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アルミ玄関ドアを塗装する
塗装の良い所は、手軽にできるところですが、アルミ玄関ドアを塗装する時には、アルミに塗れる塗料を使います。
また、塗装の際、玄関ドアの表面を綺麗に掃除し、きちんと下塗り材を塗ってから塗装するようにしましょう。
おそらく、ここまでやっても、アルミ玄関ドアの屋外の環境は過酷なので、いずれ、汚れ、剥がれは生じると思います。
また、以前も書いた覚えがありますが、塗料が「汚れを呼ぶ」ということもあるので、パステルカラーは避けた方が良いでしょう。
ちなみに、プロの塗装屋さんの中には、アルミの玄関ドアは塗らない!という方もいらっしゃいますので、塗装の経年劣化については、環境次第、自己責任になります。
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なお、刷毛で塗ると、刷毛目が出て、汚く見えるため、スプレータイプの方が、初心者にはお勧めです。
ただし、きちんと養生(塗らない場所を保護する)を行ってください。
アルミ玄関ドアに板を貼る
私が、一番、お勧めな方法が、アルミ玄関ドアに板を貼る方法です。
なぜ、おすすめか?というと、経年劣化が一番、少ない方法だからです。
ただし、
- 板を切る
- 板をビス(ネジ)で止める
ための、道具が必要です。
板を切るため道具は、手のこでも良いですが、
板をビスで止めるためには、どうしても、電動ドライバー(ドリルも兼ねる)が必要です。
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ちょっとお高いですが、電動ドライバーは、10000円前後の物を購入すると、パワーが足りず、思った通りの仕事ができません。
道具の良しあしで、DIYでできること、DIYの仕上がり、が大きく変わってきますので、じっくり選ぶことをおすすめします。
※住まい関連の仕事をしている時、お客様から、安く買った電動ドライバーなどをもらうことがありましたが、全部、私が代わりに捨ててました。(爆)
ちなみに、実家のアルミ玄関ドアは、今、こんな感じです。
貼ってから、10年経ちましたが、何の問題もありません。


ついでに、ガラスの部分に、家と木と月を付け足してかわいくしました。
古い昭和のアルミ玄関ドアのリメイク方法のメリット・デメリットのまとめ
古い昭和のアルミ玄関ドア、このレトロ感が良い!という場合もありますが、たとえば、屋外のアルミ色が剥げて白っぽくなっていると、本当に「残念な家」になってしまいます。
もちろん、業者に頼んで、新しい玄関ドアと交換をしてもらう・・・という方法もあるのですが、玄関ドアの構造上、リフォーム用の玄関ドアを選ばなきゃいけないので、結構、コストがかかります。(相場は、30万~)
さらに、昭和の家に、今の新しい玄関ドアを付けると、
- 玄関ドアだけ雰囲気が違う
- リフォーム用の玄関ドアは枠とセットなので、ごっつく見える
ため、デザイン性が落ちまくることがよくあるので、注意が必要です。
その点、リメイクなら、費用もそれほどかかりませんし、なんといっても、自分好みにすることができます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。