先日、「DIYでも、プロに協力してもらう」という記事を書きました。
そのなかで、ガス工事の実体験にも触れたのですが、あの話には続きがあります。
結局のところ、A社は見積もりと工事内容の両方に納得できず。
B社は工事内容そのものは問題なかったのですが、営業の方の対応にどうしてもしっくり来ませんでした。
迷いに迷って、最後はC社にお願いすることにした、というオチ。
もともとはA社かB社の二択くらいの気持ちでいたのですが、どちらにも「これだ」と手を打てず、しばらくそのままになっていました。
そんなとき、偶然というか、タイミングというか、自宅のガス供給会社の社長さんとお会いする機会が訪れたのです。
無宗教のくせに「待つ」ことをよくやる
わたし自身は無宗教で、信心深くもありません。
それでも、こういうときはタイミングや時機を待つ・・・ということを、ついやってしまいます。
「そのうち、なんとかなるだろう」
「まあ、神様の思し召し次第、ということにしておこう」
などと、都合のいい解釈で自分をなだめながら、決めきれない日々を過ごす性質なんですよね(笑)。
さらに、その社長さんにお会いしたとき、「せっかくだから、ダメ元で聞いてみよう」と思い、地域的に問題ないか確認してみました。
「全然、大丈夫」ということだったので、状況を説明してみたら・・・。
「やっぱり、工事はここにお願いしよう」と、即決していました。
最初、A社に見積もりを頼んでから、B社、C社に至るまで、結構な時間がかかってしまいましたが、ようやく、納得のいく選択にたどり着けました。
一刻も早く完成させたい気持ちはわかる。でも「寝かせる」も立派な選択肢
もともと目的があって、DIYや住まいのことを進めているわけですから、早く完成させたい気持ちはとてもよくわかります。
わたし自身、せっかちなところがあるので、なおさらです。
それでも、いったん寝かせるというのも、立派な選択肢のひとつだと思っています。
なぜなら、物を買うのとは違って、工事は「信頼」が何より大事だからです。
金額が高い・安いだけで決めてしまうと、あとから「あのとき、なんとなく違和感があったな」と後悔に似た感情がふつふつと湧いてくることがあります。
もちろん、あまりに高額すぎるのは問題外ですが、現実的なラインは誰にでもあると思います。
そのうえで、「どこまで信頼できるか」をひとつの目安にしておくと、長い目で見てうまくいきやすいと思います。
リフォームの営業をしてきたからこそ、ダメ出しは厳しめかもしれない
ちなみに、リフォームの営業の現場にいたからこそ、わたし自身の「業者への目」は、一般の方より厳しいかもしれません。
それでも、経験上はっきり言えることがあります。
「なんとなく、気に入らない」という違和感は、契約してからもずっとついて回りやすいということです。
見積もりの書き方、説明の丁寧さ、こちらの話を聞いてくれるかどうか、こちらの状況を慮ってくれるかどうか?
そうした、細かい点が積み重なって「なんとなく、イヤだ」になることも多いのですが、その「なんとなく」を無理に飲み込んで進めると、工事が終わったあとも心に残ります。
だからこそ、納得いくまで無理に決めなくていい、とお伝えしたいです。
急がれる気持ちはわかりますが、住まいに関わる人を選ぶときは、自分の感覚をぜひ、大切にしてほしいと思います。
まとめ
最後にまとめておきます。
- 見積もり・工事内容・人の対応のどれかにモヤっとしたら、そのまま進めなくてもよい。
- 寝かせる・比べる・別の縁を待つのも、立派な進め方。
- 工事は信頼が土台。金額だけで割り切るより、「この人・この会社に任せて大丈夫か」を重視した方が、あとあと楽になりやすい。
- 「なんとなく気に入らない」は軽く見ない・・・住まい関連は、長くお付き合いするのが大前提なので、ここはとても大事。
以前の記事では、DIYとプロの線引きや、見積もり依頼のコツにも触れました。
あわせて読んでいただけると、今回の話の背景もつながりやすいと思います。
ぜひ、業者さんや職人さんを選ぶときは、無理に早決めせず、自分の納得のいくペースで進めてみてくださいね。