ホワイトリカーと氷砂糖、そして、果実さえあれば、簡単に果実酒を家で作ることができます。
家で作る果実酒の代表が、「梅酒」。
必要な材料を揃えて漬け込み、あとは、1年、2年と、ただ待つだけで、出来上がるのですから、こんなに簡単なものはありません。
その美味しさに、我が家では、梅酒を作る前に、いちご酒と、パイナップル酒も、つくりました。

赤いいちごと、黄色いパイナップル。
初めて作ったのですが、あまりの色の美しさに見惚れてしまいました。
ただし、気軽に家で作れる果実酒にも、注意点がありますので、知っておくとよろしいかと。
自家製のお酒は、売ってはいけない
家で作る果実酒は、自分たちで楽しむ分には、全然、大丈夫です。
もちろん、ホームパーティなどで、ふるまっても、OKです。
ただし、お金を取る=売るということになると、それはNGになります。
果実なら何でもいいわけじゃない
さらに、売らなければ大丈夫・・・ってわけでもありません。
果実の中でも「ぶどう」だけは、酒税法にひっかかるため、ダメだそうです。
また、酒税法にひっかからなくとも、お酒にしたら美味しくない果実もあります。
スイカなど、特有の香りが少ないものは、あまり向かないようです。
私自身は、ジャムにして美味しいもの=酸味があるものは、大抵、果実酒でもいける!と思っています。
実際「いちご」も、「パイナップル」も、家でジャムにするとめちゃめちゃ美味しいですし、
毎年、庭で採れる「ブルーベリー」や「ゆず」も、いけると思います。
果実酒を家で作るメリット
果実酒を家で作るメリットは、3つあります。
- 甘さ加減を自分好みにできる
- コストが安い
- 漬けた果実も活用できる
我が家は、以前、あまり甘くない梅酒を作りましたが、やっぱり、甘めの方が、私は好きです。
いつも、炭酸水で割って飲むので、甘さがあった方が、ちょうどいい感じになるからです。
通常、梅と氷砂糖の割合は、1:1で書いてあることが多いですが、
我が家は、「もうちょっと入れちゃえ!」と、適当なことやってます。(笑)
その他の果実酒も同様です。
また、果実酒は漬ける時には、果物代、ホワイトリカー代、氷砂糖代の費用がかかりますが、アルコール度数で考えると、かなりお得かと思います。

さらに、ホワイトリカーに漬け込んだ果実は、いずれ取り出しますから、それを再利用して、我が家ではジャムにしてます。

パイナップル酒は、あと1ヶ月待ちます。

味は美味しいイチゴジャムです。
果実酒を家で作るデメリット
一方、果実酒を家で作るデメリットは、
- ちょっとだけ、手間がかかる
- すぐには飲めない
- 果実酒を長期間、置いておく場所が必要
ってことかな?
手間と言っても、たいした時間はかからないのですが、
- 果実を洗って、水分を拭き取る
のが、一番、めんどうかな?と。
※梅の場合は、へたも取ります。
また、果実酒の場合、飲めるようになるのは、
- 見た目的には、氷砂糖が全部、溶けてから
- 期間は、大体、2ヶ月ぐらいが目安のものが多い
のですが、あせらず、少し待った方が、果実酒は、絶対に美味しい!です。
なんというか、アルコールがまろやかな感じになります。
ただ、そのためには、果実酒を置いておく場所がどうしても必要です。
昔と違い、土間とかもなく、家も日当たりが良くなっていますから、置く場所は漬ける前から決めておくのが良いと思います。
※置き場所の基本は、冷暗所です。
ホワイトリカーで果実酒を家で作る際の注意点のまとめ
ホワイトリカーで果実酒を家で作る時の注意点は、
- 売らない
- ブドウは使わない
この2点だけ、気を付けましょう。
また、果実酒づくりで、一番、気を付けたいのは、「水分」を入れない!ことです。
そのため、果実や瓶の水分は、丁寧に綺麗に拭き取るようにしましょう。
また、傷んだ果実も入れないようにします。
そこさえ、気を付ければ、あとは、待つだけなので、ラクなもんですが、
瓶の置き場所だけは、きちんと決めておきましょうね。
なお、瓶は、熱湯消毒しましょう!と言われることが多いですが、私は面倒なので、乾いた瓶の内部をホワイトリカーで拭いてから、漬けています。
これもある意味、立派なアルコール消毒じゃんね?(笑)