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刺繍小物の作り方。布が小さい、足りない時の刺繍枠の取り付け方法は?

布が小さい、足りない時の刺繍枠のはめ方

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アップリケ刺しゅうを施した布で、いろいろな小物を作り始めましたが、小物を作る時に困るのが、布が小さい(足りない)ために、刺繍枠がきちんとはめられない!ってことです。

もちろん、刺繍枠なしでも刺繍はできるのですが、

  • サテンステッチなど埋めるタイプの刺繍
  • 太い刺繍糸を使う場合
  • 薄い布を使う場合

には、布がよれやすくなるため、刺繍枠をはめて作業したいんですよね。

そこで、今回は、小さい布で刺繍小物を作る時の、刺繍枠の取り付け方法について、3つのアイディアをお話しします。

布が小さい、足りない時の刺繍枠の取り付け方

布が小さい、足りない時の刺繍枠の取り付け方法は、3つあります

  • 足りない分は、布を付け足して大きくする
  • 薄手の接着芯を一緒にかませる
  • 四角い枠を使う

それぞれ詳しく見ていきます。

布を付け足す方法

一般的な方法です。

足りない分に、はぎれなどの布を付け足して、刺繍枠にはまる大きさの布にします。

布は、同じ布でなくても構いませんが、同じ薄さのものを選びます。
付け足し方は、手縫いですが、あまりにざっくり縫いすぎると、縫い目が伸びてピンと張れませんので、適度に調整してください。

また、上図のように、最初に刺した刺繍(お花の部分)が枠にかかる場合には、刺しゅうの上に薄い布やクッキングシートなどを乗せて枠をはめるとせっかく刺した刺繍が傷みにくくなります。

薄手の接着芯を一緒にかませる

布を付け足す方法と似ていますが、薄手の接着芯の上に刺しゅうしたい布を置き、仮縫いし、刺繍枠をはめます。

前述の方法と違うのは、布+接着芯を一緒に刺しゅうしてしまう点です。
最終的に接着芯を貼って仕上げたい小物の場合は、この方法でも構わないと思います。

なお、接着芯を貼るのは、刺しゅうが終わってからの方が良いですね。
最初に貼ってしまうと、アイロンの熱で図案が消えなくなる可能性があるからです。

それと、もう一つ。
接着芯を先に貼ってしまえば、刺繍枠なしでも、布がよれることなく、綺麗に刺しゅうできますので、いっそのこと、枠ナシで刺繍するのもアリだと思います。

本来は、刺しゅうが終わった後に、接着芯を上から貼った方が、刺しゅう糸がほどけたりすることがなくなるので、良いのですが。

四角い枠を使う

丸い小物の場合は別ですが、四角く布を裁つ小物の場合、丸い刺繍枠だからこそ、布が足りなくなることがあります。

そこで、丸ではなく、四角い刺繍枠を使うだけで、簡単に解決することがあります。
たとえば、業界初の変形する刺繍枠を使うのも一つの手だと思います。
中枠を変えるだけで、丸や楕円、四角に刺しゅう面が変わるので、とても便利です。

布を付け足したり、接着芯を利用する場合は、新しい枠を買う必要はありませんが、布を付け足したりする作業自体、ちょっと面倒だな・・・と思う方は、こういうグッズに頼るのも良いかもです。

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ちなみに、私の場合は、自分が欲しいサイズの「四角い木の枠」をサクッと作ってもらいました。

布を枠に巻いて、画鋲などのピンで留めてもよかったのですが、布に穴を開けたくなかったので、クリップで止めてみました。
クリップの出っ張りがちょっと、邪魔くさいですが、布の貼り具合的には、私は満足でした。

四方、クリップが出っ張っていると引っかかるので、図案に邪魔にならないクリップは内側に倒しています

ちなみに、作ってもらった木枠は、刺しゅうが終わった後、後ろ側に巻いた布をタッカーで留めて、壁掛けにする予定です。

小物を作る時に布が小さい、足りない時の刺繍枠の取り付け方のまとめ

刺しゅう小物を作る時、布が小さくて刺繍枠にはまらないことって、よくあります。
王道は、はぎれなどの布を付け足すことですが、それ以外のアイディアも2つ、お話ししました。

これが、正解!っていうものは、ないと思いますので、
ご自身が一番、やりやすい方法を探ってみるのが良いと思います。
ご参考になれば、嬉しく思います。

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