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先日から、和風月名をクロスステッチで刺繍していますが、「神無月」の「無」という文字を刺し直してから、ぱったり、手が止まってしまいました。
いつもの「飽き性」とは違い、今回は明確な理由があります。
それは、
- 刺し直しまでしたのに、完成形がイメージできない
- やっぱり、クロスステッチ用の布に限界を感じる
のです。
そんな時、たまたま寄った手芸屋さんの「トーカイ」で、アップリケ刺しゅうの本を見つけました。

目次
アップリケ刺しゅうとは?
ここでお話ししている「アップリケ刺しゅう」とは、文字通り、アップリケ+刺繍のことで、
- 布をカットして、土台の布に縫い付け=アップリケ
- 土台の布はもちろん、縫い付けた布などにも刺繍をほどこす
ものを言います。
以前、こちらでご紹介した「ワッペン」も、ある意味、アップリケ刺しゅうの仲間ですね。
※端処理の仕方は、異なったりしますが。
アップリケ刺しゅうのメリットは?
実は、アップリケ刺しゅうのメリットこそが、私が「これだ!」と思った理由です。
それは、
アップリケ(布)と刺しゅうを上手に組合わせれば、格段に自由度が上がる!とすごく実感できたからです。
何故?ここに、気づかなかったんだろう?と思うのですが、
多分、私の中で「アップリケ」=「お子様向け」というイメージが勝手に出来上がっていたんだと思います。
そのイメージを見事にくつがえしてくれたのが、樋口愉美子さんのアップリケ刺しゅうという本でした。
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あまりに作品がステキだったので、「アップリケ刺しゅう」やりた~い!と思っただけでなく、
この本のほかげで、
- めんどくさがりの私でも、刺しゅうを楽しめる可能性がある(特に大きな面積を刺繍だけで埋めるのは苦手です(笑)
- 途中でつまづいた和風月名も、上手に使える可能性がある(ただし、抜きキャンバスを利用)
- 作りたかった図案をあきらめずにすむ可能性がある(私の根気と技術では、作るのは無理だとあきらめてた図案があるんです)
ことに気づき、悩みはすべて解消したのでした。
アップリケ刺しゅうで準備するもの
というわけで、早速、アップリケ刺しゅうの材料を揃えました。

アップリケ刺しゅうで準備するもの
- 本や図案など
- トレーシングペーパー
- 転写ペーパー
- 両面接着芯
- 土台布
- アップリケ用布
- 刺繍糸(刺しゅう枠、刺しゅう針)
アップリケ刺しゅうのための本や図案
樋口さんの本の中の作品と同じものを作りたい場合には、本に掲載してある材料を揃えますが、
他に作りたいものがある場合には、
- 最終的に何を作りたいのか?
- 図案はどうするのか?
- 布はどうするのか?
などのプランを立てます。
トレーシングペーパー・転写ペーパーなど
アップリケ刺しゅうに関わらず、図案を写すのに、しょっちゅう使うのが、トレーシングペーパーです。
その図案を、布に移すのが転写ペーパーや、チャコペンシルなどです。
私は今回、試しに、100円ショップの転写ペーパーを使ってみようと思います。
両面接着芯
アップリケ用の布を土台布に接着するための両面接着芯です。
まず、アップリケ用の布の裏面に両面接着芯を貼ります。
この時、シールのように剥離紙がついているものは良いのですが、お店にはシール形式の両面接着芯がありませんでした。
なので、クッキングシートで代用します。
アップリケ用の布の裏面に接着芯を貼るのは、布を強くしたり、布のほつれ防止になります。
※アップリケ用の布は、フェルトに限らず、いろんな布が使えます。
次に、アップリケの布を土台の布に貼りつけます。
最終的には縫い付けるので、貼りつけなくても良さそうですが、縫い付ける際、接着しておくと、ズレたりすることがありません。
また、フェルトには糊付きのものもありますが、以前、ワッペンを作った時、この「糊」のせいで、すごく縫いにくかったので、今回は、敢えて普通の「洗えるフェルト」に「接着芯」を貼ることにしました。
土台になる布
土台になる布は、何を作りたいか?で決まります。
樋口さんの本では、リネンがおススメされていましたが、リネンは、なんてったってお高い!ので、実際にお店で生地を確かめながら購入されれば良いと思います。
我が家には、たまたま、以前、購入していた「ベージュのリネン」がありましたので、今回、それを使うことにします。
アップリケ用の布
アップリケ!で最初にイメージするのは、「フェルト」です。
でも、アップリケには、基本、どんな布でも使えます。
今回、私は、作りたい図案に合わせ「フェルト」を選びました。
「フェルト」は、ほつれないところがラクなので、初心者向けですし。
刺繍糸と刺繍枠、針
刺繍糸は、コスモさんの刺繍糸を選びました。
コスモさんの刺繍糸の方が、すべりが良い気がするからです。(あくまで、私の感覚です)
刺繍枠に関しては、和風月名をクロスステッチで刺していた時には、100円ショップで購入したものを使っていましたが、
枠の跡がくっきりついてしまうので、今回は、昔むかしに購入した木の刺繍枠を使います。
使う刺しゅう針は、普通のフランス刺しゅう針です。
アップリケ刺しゅうの作り方
準備ができたら、いよいよアップリケ刺しゅうを始めていきます。
流れは、
- 図案を写す
- アップリケをする
- 刺繍をする
- 仕上げる
になります。
樋口さんの本では、刺しゅうをしてからアップリケをするとなっていましたので、2番と3番の順序は、ご自身のやりやすい方でいいのかな?と思います。
ただし、転写ペーパーの注意書きにもあるように、図案を写した線が、アイロンをかけると消えなくなる恐れがありますので、そこらへんは注意した方が良さそうです。
これだ!と思った!アップリケ刺繍の本と作り方のまとめ
アップリケ刺しゅうの作り方は、樋口さんの本にも丁寧に説明されています。
一応、基本を知っておいた上で、最終的にはご自身が一番、やりやすいやり方で刺していくのが良いかもしれません。

なお、実際にアップリケ刺しゅうを練習する上で、気づいた点、困った点などは、今後も記事にしていきたいと思います。