かぎ針編み初心者におすすめの毛糸として、一般的には、
細すぎず太すぎず中くらいの太さの「並太」を推奨されることが多いように思います。
が!
私の意見は違います。
初心者こそ、少し細めの毛糸(中細ぐらい)を選ぶべきだ!と思うのです。
なぜ?細めがいいの?
おそらく、初心者に「並太」が推奨されるのは、
まだ、編むことに慣れていないから・・・という親心なのでしょうが、
- 編み目を見る
ということを最優先に考えると、
並太以上の太いものより、
少し細めの糸の方が、何倍もわかりやすい!ってことに気づきました。
もちろん、
- 編み目を見る
のが、最優先なので、
- けば立っている毛糸より、コットンのような糸の方がいい
- くねくねした糸より、まっすぐな糸の方がいい
- 暗い色より、明るめの色がいい。(かと言って、白じゃない方がいい)
という点にも注意しておきましょう。
私がかぎ針編みを嫌いだった理由
実を言うと、私自身は、かぎ針編みが嫌いでした。
何故って?、
- 目の数え方が微妙にわからなかった。
- どの部分を取っていいのか?わからなかった。
- 1と2が原因で、まっすぐに編めなかった。
- 1~3までが原因で、編みあがっても綺麗に見えなかった。
からです。
でも、
その一番の原因は、並太の毛糸を使っていた!ことにあったんです。
たまたま、今回は、夏!で、編みたいものが小物!だったので、
細めのコットンの糸を選んだのですが、
あれ?なんだ?これ?
- 目がすごくはっきりしている
- だから、どこを取ればいいのか?すごく良くわかる
- そしたら、まっすぐ、綺麗に編めるじゃん!
ってなことに、気づきました。
初心者も経験者も目指すものは同じ
え?
「それは、あぁたが、経験者だからでしょ?」
と思ったあなた。
そうじゃありません。
確かに初心者は、まだ、かぎ針に慣れていないかもしれません。
でも、慣れるのは時間の問題です。
最初は鎖編みもぎこちなく、糸のかけ方、かぎ針の使い方もたどたどしいかもしれません。
が。
あっという間に慣れるのが、かぎ針編みの良いところです。
それに、そもそも!
かぎ針編みをやろうと思った理由は、
作りたい物がある!からですよね?
だったら、パッと見は、大丈夫なぐらいに綺麗に作れないと、
おそらく、「私には編み物は無理!」と投げ捨ててしまう確率が高くなります。
まとめ
一般的には、かぎ針初心者は「並太」の毛糸を使いましょう!
と言われているようですが、
私も娘も、その意見には、反対です。
実際、初心者の娘も、細い方がやりやすいよ・・・と言っていますし。
もっとも、前の記事で、初心者は小物から始めるのがいいよ!って話をしているので、
当然、糸も細めにはなってくるはずですが・・・。
さらに詳しく
糸とかぎ針について
作りたい作品がある場合には、かぎ針の号数を確認しておきましょう。
かぎ針の号数によって、毛糸の太さはおのずと決まってきます。