先日から、和風月名をクロスステッチで刺しておりますが、完成したクロスステッチの布の端処理をどうしようか?悩みます。
最初は、額縁仕立てにするつもりでしたが、クロスステッチ用の布はお高いし、別布にする場合、布の選び方が難しい気がしました。
そこで、今回は、3種類の方法を試してみた結果を記事にしようと思います。
目次
クロスステッチの布の端処理問題
クロスステッチの布は、刺している最中でもボロボロ糸が外れてくるタイプの布です。
そのため、クロスステッチを刺し始める前はもちろんのこと、クロスステッチが完成した後も、布の端処理はしなくてはなりません。
しかも、完成後の端処理は見た目に大きく影響しますので、気を抜けません。
一応、和風月名は、8月の「葉月」まで刺せましたので、月名は一旦、中断して、端処理を考えることにしました。
今回、私が考えた方法は3種類。
- ジグザグミシンで端を縫う
- フォーサイドステッチで端を処理する
- ヒーダボー刺繍のボタンホールステッチで端を処理する
です。
ジグザグミシンで端を縫う
今回は、娘を頼らず自分でできる方法を考えたかったので、ミシンを使うとしたら、ジグザグ縫いぐらいしか思いつきませんでした。
カラーの糸を使って、ジグザグ縫いしてあったらかわいいかも?と考えたのですが、
申し訳ありません。
やる前から、挫折しました。
と言うのも、最近、使えるようにしたアンティークミシンではジグザグ縫いはできないんです。
ジグザグ縫いができるのは、二階のクローゼットに押し込んだままの家庭用ミシンです。
2階に行って、クローゼットの扉を開け、ミシンを出し、縫えるようにセットして、糸も探して、、、。
と考えているうちにエネルギーがなくなりました。(泣)
フォーサイドステッチで端を処理する
ミシンがダメなら、やっぱり、手縫い!しかありません。
次にやってみたのが、フォーサイドステッチです。
このフォーサイドステッチは、他の方も推奨されていましたので、やってみました。
カラー糸を使ってやってみたのが、こちら。

もうちょっと余白が取れればいい感じかもしれませんが、クロスステッチの布をケチってすでに、二月分、刺しちゃった後だったので、いまいちの雰囲気が漂いまくっています。
綺麗ではあるんだけど、今回のデザイン文字にはやめた方が良いかな?と。
ヒーダボーのボタンホールステッチで端を処理する
そこで、最後にやってみたのが、ボタンホールステッチです。
ボタンホールステッチは、非常に有名ですが、私がやってみたのは、普通のボタンホールステッチではなく、ヒーダボー刺繍のボタンホールステッチです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、右がちゃんとしたヒーダボー刺繍のボタンホールステッチ。
左が、2つ目の過程を飛ばしたやり方です。
糸の種類や太さ、刺す間隔によっても、出来上がりに違いは出ると思うので、いろいろ試してみようと思います。
ちなみにヒーダボー刺繍のボタンホールステッチのやり方は、こんな感じです。

クロスステッチが完成した後の布の端処理のまとめ
今回、クロスステッチを刺す前ではなく、完成後の布端の処理について記事にしました。
完成したクロスステッチを、額や刺繍枠で壁に飾るのであれば、それほど必死に考える必要はないのでしょうが、壁飾りばかりっていうのも、モチベーションが続かないな~と。
特に私の場合は、刺し子のふきんと同様、日常的に使う物を作りたいタイプなので、端処理の方法は気になってました。
そんな時、ふと、「あ!あれは、どうよ?」と思ったのが、ヒーダボー刺繍のボタンホールステッチでした。
それもこれも、飽き性で、いろいろかじったおかげかと・・・。(笑)
ただし、肝心の和風月名のクロスステッチをどう仕上げるか?は、実はまだ、全然、見えてこないままです。(泣)
なので、端処理問題は、一旦、横に置いて、このまま、「長月」を刺し始めることにします。