ちょっと今回は、毛色が異なりますが、手作りには間違いないし、おうちを気持ちよくすること=おうちで手づくりする上で大事な要素の一つでもあるので、あえて記事にしようと思います。
私事ですが、ここ1年ほど、空き家になった実家を、娘専用の裁縫場所にしてはいるものの、水回りも全部そろっているので、いずれは住めるようにできたらいいな・・・と考えております。
もちろん、ぜいたくを言わなければ、今すぐにでも住めるのですが、娘の「こんなおうちがいい!」という憧れをかなえるためにも、DIYでボチボチ進めていこうと思います。
その中でも、今回は、古い家のかび臭い問題!です。
娘は、まず、自分がくつろぐための部屋を、DIYしたのですが、「せっかくDIYしたのに、なんか、かび臭い~!」と言い出しました。

かび臭さの原因は?
古い家、特に人が住んでいない家は,どうしてもカビ臭くなります。
その一番の原因は、空気が澱んでしまうからです。
人が住んでいれば、窓を開けて換気をしたり、押し入れの中のものを出し入れするだけでなく、部屋の中も行き来しますから、それに伴い空気も動きます。
流れる水が綺麗なように、空気が常に動いていれば、カビも生えにくいのです。
そのため、人が住まなくなった家は、
- できるだけ物を溜め込まず
- 風通しを良くする
よう心がけます。
風通しを良くするには、網戸をフル活用
そこで、まずは、クローゼットの中を片付けました。
片付けた後、掃除を徹底的に行い、アルコールシートで拭きまくりました。
次に風通しを良くするためには、晴れた気持ちの良い日には、窓という窓は全部、「網戸」にしておきます。
ところが。いつのまにか肝心かなめの網戸がなくなっていました。
古い家だとは言え、昭和時代の家なので、窓は一応、アルミサッシで、網戸もアルミ製でした。
つまり、新しいアルミの網戸を取り付けようと思うと、オーダーするしか手がありません。
ネットで探してみると、安価なオーダー網戸のお店もあったのですが、サイズによって金額は大きく変わりますし、枚数が増えればそれだけ金額も大きくなります。
そこで、何か?いい案はないか?と、考え出したのがコレです。


雨戸の木枠に網が張ってあります。
新たに木で網戸を作ったわけではありません。
昭和時代には、窓はアルミサッシなのに、雨戸は木製・・・というタイプの家って、結構あったんです。
その「雨戸」の板部分(ベニヤ)を全部、めくりまして、枠材(構造材)だけにし、それに網を貼って、網戸にしました。
この雨戸リメイクの網戸の良いところは、ちゃんと溝にそって、動くところです。
(だって、昔は雨戸だったんだから)
アルミサッシに新しく別のアルミの網戸を取り付ける場合には、縦横の寸法さえ合えば良いというものではありません。
レールの形状などをきちんと調べてから、オーダーする必要があります。
古い家で超!簡単に網戸をDIYする方法のまとめ
木の雨戸がボロボロになってみすぼらしい・・・
というのは、ずっと思っていましたが、意外や意外!
ボロボロなのは、外側のベニヤ板だけで、枠材自体は、ほとんど傷んでいませんでした。
しかも、見た目も、昭和の雰囲気のままで、なおかつ、網戸にもなっているので、
一石二鳥だったな・・・とこのアイディアには、にやついております。
しかも、網戸の「網」代だけで済みましたし。いうことなしです。
良かったら、参考にしてみてください。