前回、ちっちゃなワイヤー雑貨を作ってみましたが、
まだ、アルミワイヤーが残っていたので、
郵便物入れを作ってみました。
そしたら。まぁ。
ほんっとに下手くそで。
で。
これは、道具にも問題があるんじゃないか?と思い、
きちんと調べてみました。
ワイヤークラフトの道具は?
ワイヤークラフトは、そんなに多くの道具を必要としません。
だから、家にあるもので、ちょちょちょいと作ればいいや。
と、完全になめ切っていました。
で。
私が使ったのが、
- ワイヤーをカットするために使う、ニッパー
- ワイヤーを曲げるために使う、ラジオペンチ
この2つです。
でも。
出来上がったのがこちら。
見事に、ひどい出来です。
そこで、本やインターネットで調べてみると、
- ワイヤーを丸める、丸ペンチ
- ワイヤーを傷つけずに締める ソフトペンチ
が、あった方が良さそうだとわかりました。
道具も大事。でも、もう一つ大事なこと
ただ。
私がたまたま行った「ホームセンター」には、この丸ペンチがありませんでした。
そこで、今回、新たに揃えたのは、ソフトペンチだけということに。
仕方がないので、
その代わりに!
ワイヤークラフトの基本テクニックである
- 折り曲げ方
- 丸の作り方などなど
をまずは、きちんと練習することにしました。
何気なく曲げれば、失敗します
実は、郵便物入れが、ひどい状態で出来上がったのには理由があります。
もちろん、良い道具がなかった・・・のも一因ではありますが、
一番の原因は、道具よりも「なめ切っていた気持ち」に問題がありました。
ワイヤーを曲げるだけ。
多分、そう高をくくってたんでしょうね。
だから、形を作ることばかり考えて、ワイヤーを適当に曲げておりました。
その結果、
- 固定したはずのワイヤーが、あっちこっちへと動いてしまう。
- それを直している間に、ワイヤーがグニャグニャになる。
- だから、形がどんどん、いびつになっていく
- 何度もペンチでやり直すので、ワイヤーに傷がつきまくる
こんな状態になるのは、当たり前でした。
ワイヤークラフトの基本テクニックを確認
そこで、一つずつ、ワイヤークラフトの基本テクニックを確認して練習しました。
練習したのは、下記の5つ
- 輪っかでつなぐ
- ワイヤーを固定する
- 角を作る
- 折り曲げる
- 渦巻きを作る
これは、それぞれにポイントがあるので、
そこさえ、きっちり押さえれば、うまくいきます。
さらに詳しく
ワイヤークラフトの基本のテクニック
1、輪っかでつなぐ
輪の中心がワイヤーの延長線上になるように作り、つなげた時には、2本のワイヤーが一直線になるように輪っかの角度を変えて調整する。
2、ワイヤーを固定する
固定したいワイヤー(写真では縦のワイヤー)に沿うように、ワイヤーを曲げる。曲げたワイヤーの切り口は、曲げたワイヤーの側面にピッタリとくっつける
3、角を作る
ソフトペンチでワイヤーをはさみ、ペンチの側面を利用して、直角に曲げる
4、折り曲げる
曲げたい場所を手で折り曲げ、ソフトペンチで押しつぶしていく
5、渦巻きを作る
ラジオペンチで丸を作り、その丸にペンチを上からはさみ、手で丸めていく
この5つを、1回、きちんと練習しただけで、
こんなものができました。
初めて、亀甲編みに挑戦してみましたが、前回より、かなりマシになりました。
まとめ
自分の「なめ切った」態度は棚に上げて、道具のせいにする・・・
これは、まぎれもなく、自己防衛のなせるわざでしょう。(笑)
なのに、
「丸ペンチが店にない!」
と分かった時の絶望感、想像できますか?
「なんで、ソフトペンチはあるんだよ?」
とソフトペンチに八つ当たりしたりして。(爆)
でも。
そのおかげで、
謙虚にワイヤークラフトの基本を確認できたのだから、
あぁ、神様っているんだな・・・と思いましたね。
それに。
ソフトペンチ、本当に!買って良かったです。
あったら、ついでに買おう・・・
ぐらいの気持ちだったんですが、意外に、すごく、すごく、重宝です。
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