古いたんすは、いらない~!
と思いますが、古いと言っても、どれぐらい?古いのか?によって、残すか?どうか?は決まる気がします。
昔、親が買ったような「立派な箪笥」は、私自身、まったく、心惹かれないので、
先日、引き取ってくれるお店を探しましたが、撃沈しました。
なので、時間のある時に、捨てに行こうと思います。
一方、かなり古いタイプの箪笥は、なんとなく味があって、捨てたくなかったので、リメイクして使っています。
基本的に古い物好きということもあるのでしょうが、今回は、その古い箪笥たちのリメイク方法をお話ししようと思います。
目次
リメイクした箪笥は3種類
我が家にある古い箪笥のうち、
- 和箪笥(引き出しばかりのやつ)
- 小物箪笥
- 作り付け箪笥
この3つについて、どう?リメイクしたか?ご紹介します。
古いたんすの基本のリメイク方法
古い箪笥の場合、基本的にリメイクする方法は、決まっています。
- 取っ手などをはずし、綺麗に掃除する(雑巾で拭くなど)
- サンドペーパーやサンダーなどで軽く(しっかり)こする
- 木にしみ込むタイプの塗料を塗る
です。
その上で、取っ手を変えたり、ちょっと工夫すると、自分好みの箪笥になります。
ちなみに、3番の木にしみ込むタイプの塗料をなぜ?選ぶか?と言えば、古い箪笥の場合は、すべて「無垢材」で作ってあるからです。
せっかくの「無垢材」に、油性のペンキなどを塗ってしまうと木の呼吸を妨げますし、木の調湿作用によって時間が経つと、ペンキが剥げやすく、かえってみすぼらしくなってしまう可能性が高くなります。
もっと言えば、古い箪笥に使われている「無垢材」は、多分、とても貴重です。
今すぐに、同じ質のものを手に入れることは、できないことが多いので、大事に扱いたいと思うからです。
古い和箪笥のリメイク実例1
前述した、基本のリメイク方法1~3を行ったあと、アンティークショップで見つけた「ナンバープレート」を取り付けてみました。
ナンバープレートを購入する際、あれ?箪笥って何段、引き出しあったっけ?と迷いましたが、良かった。4段で合ってました。(笑)

小物箪笥のリメイク実例2
もう一つ、使っているのが、小物箪笥です。
こちらは、ほこりを取って、綺麗に雑巾がけしただけです。
パソコン机の下に置いて、小物入れとして活躍してもらっています。

和箪笥の時のように綺麗にしても良かったのですが、この古さが良かったし、大きさも小さかったので、掃除しただけで終わらせました。
こすって、塗装し直すのはいつでもできますから。
作り付け箪笥のリメイク実例3
最後に見て頂くのは、大きな古民家にあった作り付け箪笥のリメイクです。
綺麗に掃除したあと、乾拭きしただけです。
古民家にあったものなので、囲炉裏の煙にいぶされて、ツヤツヤになっていたからです。
ただ、古民家と現代の家では広さが違いすぎるので、幅はそのままで、奥行きをカットしてもらいました。
この箪笥が置いてある部屋は、わずか4畳半ですが、ちゃんと収まりました。
※さすがに、奥行きのカットはDIYではできなくて、大工職人に頼みました。

古いたんすのリメイク方法は?のまとめ
古いたんすのリメイク方法の基本は、3工程です。
- 綺麗に掃除する
- こする(軽くこするか?しっかりこするか?はお好みです)
- 塗装する(木にしみ込むタイプの塗料がおすすめ)
特に、古いたんすは、
- すべて「無垢材」である
- 今となっては、手に入りにくい「材」であることが多い
- 昔の職人の手仕事の正確さに脱帽する
という特徴があるので、これからも、大切にして使い続けていきたいと思います。