古い家の和室の壁、気になっていませんか?
昭和の家に多いのが、キラキラしている繊維壁です。
この繊維壁は、年月とともにボロボロ落ちてきて、色合いも微妙で、見た目的にもスッキリしません。
でも、「今ある壁を活かして、できる部分は自分でやってみたい」と思うなら、方法はあります。
そのひとつが、セラミック塗料です。
繊維壁の和室、そのまま漆喰や珪藻土は塗れない
繊維壁に限らず、和室の「塗り壁」(左官職人がこてで塗る壁)は、そのままでは、漆喰や珪藻土は塗れません。
まず、繊維壁の表面をすべて、かきおとす必要があります。
繊維壁のかきおとし方は、水をシュッシュッと吹きかけて、こてでゴリゴリと削り取るようにしますが、なんでも最初は楽しいのです。(笑)
ところが、だんだん慣れてくると、かきおとした後の掃除があまりに大変で、イヤになります。
しかも、漆喰や珪藻土の塗りは素人には難しく、壁の表面をまっすぐに仕上げるのは至難の業。
我が家も、一部、漆喰を塗ったのですが、見事に凸凹です。
さらに、塗り方が素人だからでしょうか。
ある程度、年月が経ったらヒビが出てきてしまいました。

「和室」は、真壁(柱が見える造り)ですから、この柱と真っ白な壁とのコントラストが際立つと、本当に美しい!と思うのですが、DIYではちょっと難しかったかな~という印象です。
初心者におすすめなのは、セラミック塗料
ところが、漆喰に夢破れた頃、私が出会ったのが、セラミック塗料でした。
もちろん、塗料といえども、繊維壁の上からそのまま塗れるわけではありません。
下地の調整は、どうしても必要なのですが、繊維壁をかきおとすよりも、ラクなんです。
下地調整をどうするか?は、その家の構造次第ではあるのですが、
我が家の場合は、繊維壁を書き落すことなく、ベニヤもしくは石こうボードを貼り、上からセラミック塗料を塗りました。
マスキングテープで養生して、あとはローラーでコロコロ塗って、この仕上がりです。
-704x1024.jpg)

私は以前、通常、塗装をかけると、汚れやホコリがつきやすくなり、何年かすると汚く見えてしまう!と記事で話していたと思いますが、
実は、セラミック塗料はそうしたことがなく、漆喰のようにひび割れもありません。
また、メーカーによっては「空気をきれいにする」とうたっているものもあります。
何より、昔の和室は真壁が多いので、大きな壁面が少ないのも、DIYで塗装しやすいポイントです。
一気に広い面を塗らなくてよい分、気楽に取り組めます。
デメリットは「価格」。それでも「一生もの」と思えば
そんな一押しのセラミック塗料ですが、唯一欠点があります。
それが、通常の塗料に比べて金額が高いことです。
それでも、経年劣化が少なく、長くきれいなままなので、「一生ものに近い」と考えれば、コストパフォーマンスは悪くないと私は思っています。
わたしの場合:築40年の家で、25年経ってもイヤなところがない
わたし自身、築40年の家を改装して、すでに25年が経ちました。(つまり、築65年です)
和室の壁は、漆喰とセラミック塗料がまぜこぜ状態です。
そして、漆喰の壁には多少(?)ヒビが入っています。
でも、それでも、私はこの家が大好きです。今もなお、嫌いなところ、イヤなところが全くありません。
そんな姿を見ているせいか、娘も空き家のDIYに邁進中。
親としては、「新築費用出せ!」とか言われず、単に知識を与えているだけなので、非常に助かっています(笑)。
まとめ
和室の壁を明るく・スッキリさせたいなら、初心者でも成功しやすいのはセラミック塗料です。
下地調整も、ご自身で上手にできるのであれば、ローラーで塗るだけです。
経年変化も少なく、長く愛用できるので、ちょっと背伸びしてでも試す価値はあると思います。
小さく始めて、続かなくても大丈夫です。自分らしさは、気楽に試すところから始まります。
ぜひ、今ある物を活かして、心地よいものに変えていきましょう。
便利すぎず、新しすぎない暮らしの余白が世界を柔らかくしてくれますよ。