洋裁をしていると、多くの人がぶつかるのが「型紙どこいった?」問題。
- 机の端に置いたはずが見当たらない。
- 布を広げたら下に潜り込んでいた。
- 別の型紙と混ざって、どれがどれだかわからなくなる。
実はこれ、片付けが苦手だから起きるわけではありません。
型紙は「迷子になりやすい条件」が揃っているアイテムなのです。
この記事では、型紙が迷子になる理由と、その対策をシンプルに紹介します。
今日から「型紙どこいった?」を言わずに済むはずです。
目次
型紙が迷子になる理由
型紙は、他の洋裁道具に比べて整理が難しいんです。
- サイズが作品ごとにバラバラ
- 折れる・曲がる・破れやすい
- 作業途中で「仮置き」しがち
- 使用後の戻し先を決めないまま作業を終えがち
特に大きな原因は、「戻す場所が決まっていないこと」
仮で机に置く・袋にまとめて入れるなどを繰り返すうちに、どこに行ったかわからなくなってしまうのです。
散らからない型紙収納の「3ステップ」
「型紙どこいった?」をなくすためには、「使う→戻す」の迷わない仕組みを作ることが大切です。
step1:型紙を「使える状態」に整える
型紙は、作った直後の整理が最もラクです。
- 作品ごとにまとめる
- 完成写真・メモを一緒に挟む
- 型紙を使う頻度で収納方法を決める
これだけで、「あの型紙、どこだっけ」「この型紙、なんだっけ」の時間が大幅に減ります。
step2:型紙を分類する
型紙を収納する前に、型紙を分類します。
最初に、「どれだけの頻度で使うか?」をチェックしておくと、上手に整理ができます
ファイル収納(あまり使わない型紙)
1作品ごとにまとめて、クリアファイルや封筒に入れ、ファイルボックスに収納しておけば、省スペースで整理ができます。
ただし、ファイル収納は、型紙に折り目がついてしまうため、小物の型紙収納には良いですが、大きな型紙の場合は、100点満点とはいきません。
※ハトロン紙の場合、アイロンがけもできますが、それも、意外に手間です。
もし、あまり使わない型紙なのであれば、その型紙を取っておく必要があるのか?についても、考えてみると良いでしょう。

吊り下げ収納(よく使う型紙・現在進行中の型紙)
大型の型紙はもちろん、何度も使う型紙は、折り目のつかない吊り下げ収納がおススメです。
吊り下げ方は、
- 吊り下げフックシールを型紙に貼って、S字フックやリングにまとめてかける
- ズボン用ハンガーにはさんで、かける
- バインダークリップを利用して、かける
などがありますが、仮置きや進行中の型紙の場合は、我が家はホワイトボードを利用します。
ホワイトボードに磁石で型紙を貼るだけで、型付けが簡単、すぐに使える、場所を取らないと一石三鳥です。

まるめて収納(めったに使わない型紙・保管用)
まるめれば、折り目はつきませんが、クルクルになるので、実際には使いにくいです。
また、丸めたものを縦に収納しても、横に収納しても、意外に場所をとります。
しかも、丸めてしまうと、ラベルが見えにくく探しづらいのもデメリットです。
そのため、一応、「保管しておくもの」と割り切った方が、良いと思います。

平置き収納
型紙を平置きで収納する方法もあります。
ただ、バラバラになりやすいので、クリップ等でまとめ、使わないタンスの引き出しなどに入れるのがおススメです。
.jpg)
ただし、入れる量が多すぎると、探しにくくなります。
step3:型紙の動線を作る
型紙の収納方法が決まっても、型紙、どこいった?は解消されません。
型紙をどこに置くか、どうやって取り出すか、どう戻すか?を一緒にイメージしておくことで、「使う→戻す」流れが自然とできるようになります。
たとえば、
- 型紙は 作業スペースに近い場所に置く
→ 裁断、アイロン、縫製の動線に合わせます。 - 吊るす型紙は 作業台の横や壁に見える位置に配置
→ すぐ取り出せ、すぐ戻せます。(一番、大事) - ファイル収納型紙は ファイルボックスの定位置を決める
→ 「ここに戻す」と分かる場所を作ります。 - ラベルやメモを活用
→ 「型紙名・作品名・サイズ」を見える化して迷わないようにします。
つまり、収納方法だけ決めても、動線が悪いと結局迷子になるのです。
常に「戻す場所」「取り出す場所」を同じにすること が重要になります。
今日からできる!型紙迷子ゼロのミニチェックリスト
- 型紙の「住所」は決まっていますか?
- 使用後にどこへ戻すか迷いませんか?
- 作業途中の型紙の仮置き場所はありますか?
- 保管する型紙の置き場所は決まっていますか?
- 型紙の分類を頻度で分けていますか?
- 不要な型紙を大事に取っていませんか?
1つでも「あやしい」と思ったら、今日が改善のチャンスです。
まとめ:型紙は「頻度」と「動線」で片付けよう
型紙が行方不明になるのは、あなたの片付け力の問題ではありません。
型紙に合わせた収納ルールが整っていなかっただけです。
- 作品ごとにまとめる
- 使う頻度に合わせた収納方法を選ぶ
- 型紙の「住所」をつくる
この3つができれば、「型紙どこいった?」とはもう言わなくて済みます。
整理された型紙は、作業スピードも正確さも上げてくれます。
今日から少しずつ、使いやすい洋裁スペースをつくっていきましょう。